ウェストハム戦でのパフォーマンスが称賛されている

ウェストハムに1-0で勝利し公式戦8戦無敗と好調を維持しているマンチェスター・ユナイテッド。ライバルのマンチェスター・シティ相手には不覚を取ってしまったが、それ以外のゲームでは確実に勝ち点を積み重ねている。

今季のユナイテッドは今でこそ8戦無敗を実現できるチームだが、シーズン開始前は不安だらけだった。とくに補強には懐疑的な目で見るメディアやサポーターは多く、ここまでの成功を予想していたのは少数派だといえる。

アヤックスからやってきたDFリサンドロ・マルティネスにも獲得当初は疑問の声が多く飛んでいた。

オランダの名門アヤックスで評価を高め、今夏の移籍市場でユナイテッドにやってきたマルティネス。175cmとセンターバックとしては小柄な選手だが、指揮官であるエリック・テン・ハーグの直接の教え子ということもあって総額6700万ユーロで獲得された。

敗れることになったブライトン戦やブレントフォード戦では難しい状況を打破できなかったマルティネスだが、チームに適応するたびに存在感が増し、今では守備陣に欠かせない選手の一人として躍動している。

「背が低いがためにワールドクラスになれないと批判されていたDFだが、ウェストハム戦では成功するための資質の高さを見せた」

英『The Guardian』ではウェストハム戦で素晴らしいパフォーマンスを披露したアルゼンチン代表DFを称賛している。

マルティネスは小柄なCBだが、ウェストハム戦でその弱点を突かれることは少なかった。コンビを組む194cmのハリー・マグワイアがなるべく空中戦を担当し、マルティネスはマグワイアがたびたび開けてしまうスペースをカバーする。今季マルティネスはラファエル・ヴァランと素晴らしいコンビを築いていたが、今後はこのマグワイアと絆を深めていくことになる。

マルティネスはビルドアップにも貢献できる現代的な守備者で、ウェストハム戦でのパス成功率は92%と高い。シュートブロックが得意で、この試合では4度成功させている。まさに壁としてFWの前に立ちはだかる。

好成績を残しているチームはどこも優秀なCBがいる。プレミアでは近年圧倒的な成績を残しているシティはルベン・ディアスをはじめ代表級のCBが5人もおり、それほど重要なポジションだということだ。ユナイテッドのマルティネス獲得は大正解であり、今後もチームに大きな貢献をもたらすことになるだろう。