少ない出場機会の中で存在感を発揮している今季のマルシャル

今季はプレシーズンからエリック・テン・ハーグ新監督の下で好調なパフォーマンスを見せていたものの、その後は負傷が続いているマンチェスター・ユナイテッドのFWアントニー・マルシャル。ここに来てチームトレーニングに復帰したようだが、W杯期間突入前に戦力として数えられることはできるのか。
 
昨季はシーズン後半にセビージャへのローン移籍も経験したマルシャルだが、今季はマンUに残留。新たにチームの指揮官に就任したテン・ハーグ監督は、FWクリスティアーノ・ロナウドが参加しなかったプレシーズンツアーで彼をセンターフォワードの一番手として扱っており、彼もゴールやアシスト、前線からの積極的なプレスなどでその起用に応えていた。
 
ところが、マルシャルは7月末に行われたアトレティコ・マドリードとの親善試合でハムストリングを負傷してしまい、プレミアリーグの開幕2試合を欠場。復帰戦となった第3節リヴァプール戦では途中出場からアシストを記録する活躍を見せたものの、今度はアキレス腱を痛めてしまい、そこから1ヵ月以上負傷離脱。10月初めに今季2度目の復帰を果たしたが、同月10日のエヴァートン戦で背中を痛め、前半のうちに途中交代。その結果、今季の公式戦出場数はここまでわずか4試合に留まっている。
 
英『Manchester Evening News』によれば、マルシャルは月曜日に行われたファーストチームのトレーニングに参加したようで、今季3度目の復帰が近づいているという。マンUはカタールW杯開催までに公式戦4試合が予定されているが、いずれかの試合での復帰もありえそうだ。
 
マルシャルが離脱している間は、ロナウド、もしくはFWマーカス・ラッシュフォードがセンターフォワードを務めているが、ロナウドは今季未だ公式戦3ゴールと低調であり、ラッシュフォードもできれば左ウイングで起用したいところ。現実味を帯び始めている今季のトップ4フィニッシュに向け、マンUが1月の移籍市場でCFの獲得に動く可能性も0ではなく、マルシャルがW杯前に復帰できるかどうかは、クラブの補強戦略にも影響を与えることになるかもしれない。