若手の評価が急上昇している

ブラジルはいつの時代もワールドクラスのアタッカーを抱えてきたが、それは今も変わらない。特にここ1、2年は若手アタッカーが急激に成長し、攻撃陣のリーダーであるネイマールを筆頭に層が一気に厚くなった印象がある。

特に激戦区となっているのが左のウイングだ。右利きのアタッカーが左サイドからカットインして得点に絡むパターンは鉄板だが、それを得意としている選手が多く揃っている。

先日英『FourFourTwo』は『現世界最高の左ウイングTOP10』なるランキングを作成していたが、凄いことにTOP5に3人もブラジル人選手が入っている。

5位:ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル)

4位:フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)

3位:サディオ・マネ(バイエルン)

2位:ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)

1位:ネイマール(パリ・サンジェルマン)

このうちネイマールはブラジル代表でポジションを中央へ移しており、ヴィニシウスとの共闘を可能としている。迫るワールドカップでもこのコンビが攻撃の軸となるだろう。

凄いのは、そこにアーセナルで成長するマルティネッリまで出てきていることだ。マルティネッリも大きく成長しており、その突破力はプレミアリーグでも十分に通用している。まだ代表のスタメンに入るのは難しいかもしれないが、メンバー候補ではある。今後ヴィニシウスと左サイドのポジションを長く争っていく可能性があり、今後の2人の関係は非常に楽しみだ。

ちなみに6位はナポリFWクヴィチャ・クワラツヘリア、7位にミランFWラファエル・レオン、8位にリヴァプールFWルイス・ディアス、9位にバイエルンFWレロイ・サネ、10位にチェルシーFWラヒーム・スターリングが選ばれている。マルティネッリ、クワラツヘリア、レオン、ディアスは今急速に人気を高めている選手で、左ウイングでは世代交代が加速している。

今後はヴィニシウス、マルティネッリ、クワラツヘリア、レオン、ディアスらを中心に世界No.1レフトウイングの争いが展開されるのだろうが、全員に世界最高級プレイヤーになる素質がある。ウイングは現代サッカーにおける花形ポジションでもあり、彼らの成長が楽しみだ。