シティの今後を支える逸材となるか

CLグループステージ最終節でマンチェスター・シティはセビージャと対戦。先制されるもリコ・ルイスのゴールで追い付くと、フリアン・アルバレス、リヤド・マフレズがそれぞれゴールを決め3-1で勝ち点3を手にした。

最終節を前にしてすでに決勝トーナメント行きは決まっており、このセビージャ戦は消化試合だった。そのためアーリング・ハーランドはベンチから外れ、エデルソン・モラレス、ベルナルド・シウバ、ケビン・デ・ブライネら主力がベンチスタートに。

ピッチに立ったのは普段ベンチで試合を見守る控え組で、GKにシュテファン・オルテガ、右サイドバックにルイス、左サイドバックにセルヒオ・ゴメス、インサイドハーフにコール・パルマー、最前線にアルバレスと多くの若手がピッチに立った。

相手が今季絶不調のセビージャということもあってみな悪くないパフォーマンスを披露している。後半はロドリやB・シウバが中盤に入ったことでより攻撃が安定するようになり、攻撃的な両SBが輝きを放つ。

すると、52分右サイドから抜け出したルイスがゴールネットを揺らす。これがトップチーム初ゴールであり、英『Manchester Evening News』によると、カリム・ベンゼマが持っていた先発時のCL最年少得点記録を更新したようだ。ベンゼマは2005年に17歳と352日でゴールを決めており、ルイスは6日早い17歳と346日で得点を挙げている。

17歳のルイスは8歳の時からシティに所属しており、今季のプレシーズンマッチからトップチームで出場機会を得るようになった。同じくアカデミー出身のフィル・フォーデンほど堂々とプレイするには至っていないが、このゴールが彼を大きく成長させればフォーデンと今後並んで先発することは十分に可能だ。

シティのトップチームはサイドバックが不足している。カイル・ウォーカーは現在負傷の影響で戦列を離れており、直近のレスター・シティ戦では4枚のバックラインが全員、本職をセンターバックとする選手になる時間帯もあった。それほどSBが不足しているのだ。

ルイスだけでなくゴメスやジョシュ・ウィルソン・エスブランドといったSBの若手には今後出場機会が与えられるだろう。ワールドカップ・カタール大会が終わればCL決勝トーナメント、FAカップ、カラバオカップが本格的に始まることになる。クラブとしてはルイスの活躍は嬉しいところであり、若手がプレミア王者を救うことになるだろうか。