獲得できれば当分中盤に困ることはない

ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントは若く優秀な選手を育成することに長けており、毎年のように逸材をビッグクラブに売却している。昨季はマンチェスター・ユナイテッドにジェイドン・サンチョを、今季はマンチェスター・シティにアーリング・ハーランドを放出した。サンチョの移籍金は高額で8500万ユーロとされている。

来夏も例年通り逸材の売却が予想されており、それがジュード・ベリンガムだ。まだ19歳と20歳にもなっていない若手だが、MFとしての評価は高く『transfermarkt』が独自に設定する市場価値ではブンデスリーガトップの9000万ユーロとなっている。

そんな逸材ベリンガムを狙うクラブは多く、サンチョを獲得したユナイテッド、ハーランドを獲得したシティが再び手を挙げている。

昨季CLを制したレアル・マドリードもベリンガム獲得を狙うクラブの一つだ。今夏の移籍市場でモナコからオーレリアン・チュアメニを獲得したばかりだが、トニ・クロースやルカ・モドリッチら中盤の主力の高齢化が進んでおり、世代交代を進めたいのだろう。

英『90min』によると、ブライトンのモイセス・カイセドもレアルのターゲットになっているようだ。

カイセドは三笘薫のチームメイトで、21歳と若い。本格的なブレイクは今季からで、その容姿とスタイルからチェルシーのエンゴロ・カンテと比較されることが多い。実際に豊富な運動量を生かした守備力と推進力のあるドリブル、センス光るパスと武器は多く、全盛期のカンテと被る。

レアルが狙っているとされるベリンガムとカイセドにはもちろん他のビッグクラブも関心を寄せている。そのため来夏はこの2人の中盤を巡って争奪戦になるだろう。

どの時代も結果を残すチームには中盤に汗かき役がいる。ベリンガムとカイセドは守備で体を張りながら攻撃面でも違いを見せるハイブリッド型であり、ビッグクラブからすれば喉から手が出るほど欲しい人材だろう。獲得するには約100億以上は必要なようで、どのクラブが彼らを手にするのだろうか。