負傷前の状態に戻るかは未知数

ワールドカップで日本代表と対戦するスペイン代表は前線に悩みを抱えている。アトレティコ・マドリードFWアルバロ・モラタは最前線の1番手候補ではあるが、モラタは10月末のカディス戦で負傷してしまった。ワールドカップに間に合うかは微妙なところだ。

さらにスペイン『as』がもう一人気になる存在として注目しているのが、バルセロナFWアンス・ファティ(19)だ。

かなりの早熟プレイヤーとして注目されてきたが、ファティも怪我に苦しんできた。昨季の長いリハビリを経て今季はトップチームで出番も得ているが、思うように得点が増えない。ここまで全コンペティション合わせて18試合で3ゴールとなっており、ポテンシャルから考えれば少々物足りない。

問題はコンディションがどの程度戻っているかだ。ファティの負った怪我はかなり大きなもので、負傷前の状態に戻れるかは分からない。負傷から復帰してもスピードやキレが戻らない選手も多い。

同メディアはファティが緩やかにリカバリーしている最中と長い目で見ているが、バルセロナ指揮官シャビ・エルナンデスとしては悩ましいところだろう。1日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節のヴィクトリア・プルゼニ戦ではフル出場させているが、ファティは格下相手のこの一戦でも無得点で終わってしまった。実力的には即戦力とカウントしたい選手だが、なかなか数字が上がってこない。

ファティはスペイン代表候補でもあるが、状態は代表監督ルイス・エンリケも気にしていることだろう。モラタの状態次第ではファティを得点源の1人にカウントしたいところだが、今季659分間で3ゴールの現状を考えるとスペインのエースとなるのは厳しいか。