チェルシーと対戦する

リヴァプールの失速もあって今季のプレミアリーグはマンチェスター・シティの一人勝ちかと思われたが、ミケル・アルテタが率いるアーセナルが素晴らしい成績を残している。12試合終えて10勝1分1敗の好成績であり、現状今季はシティとアーセナルの2強状態だ。

米『ESPN』は今季ロケットスタートに成功したアーセナルに注目しており、この勢いはどこまで続くのか分析している。

まずアーセナルの12試合で10勝1分1敗という成績だが、これまでリーグ制覇を成し遂げたチームと比べても悪くない数字だ。プレミアが創設されてから12試合で勝ち点31ポイント以上を獲得したチームは(今季のアーセナルを除いて)9チームしかなく、そのうち8チームがそのシーズンにプレミアを制しているという。今のプレミアにはシティという例外がいるため、薄れてしまっているが、今季のアーセナルは優勝ペースでここまで来ている。

同メディアが挙げる今季と昨季までの違いの一つにグラニト・ジャカの積極性がある。今季はより前線でプレイすることが増え、ボックス内ですでに43回のタッチを記録している。昨季はフルシーズンで33タッチのみであり、プレイエリアの変化が見て取れる。ジャカはミドルシュートだけでなく、ゴール前に飛び出すことで違いを生んでおり、すでに3ゴール3アシストを記録している。

次にチームの軸となるセンターラインに2人の実力者が加わったことが大きい。ガブリエウ・ジェズスとウィリアム・サリバのことだ。彼らはセンターフォワード、センターバックと重要なポジションで輝きを放っており、チームをけん引している。怪我なくすべてのリーグ戦に出場しており、替えの効かない存在として輝きを放つ。

気になるのはこれからの戦いだ。前節ノッティンガム・フォレスト戦ではリース・ネルソンに2ゴールが生まれるなど攻撃陣が爆発し、5-0で快勝となったが、ここ最近のゲームは後半に失速することが多かった。チームの深さがないことが原因だと指摘されており、未だ問題解決には至っていない。冬の移籍市場での選手獲得が必要であり、アーセナルフロントは準備を行っているはずだ。

6日開催のチェルシー戦は重要なゲームとなる。ライバルのシティは一足先にリーグ戦を消化しており、苦戦しながらもフラムを破った。現状勝ち点32で首位に立っており、アーセナルとは1ポイント差だ。引き分けて勝ち点を同数にしても得失点差でシティは大きく上回っており、順位は変わらない。首位をキープするためには勝利しかないのだ。

ビッグマッチは10月のリヴァプール戦以来となるアーセナル。ここに来て選手層の薄さを指摘されており、チェルシー相手に勝ち星を挙げることはできるのだろうか。