予想を超える得点関与ペースに

FWロベルト・レヴァンドフスキの抜けたバイエルンで新たな攻撃の軸となったのは、サポーターの多くが予想していなかった大型FWエリック・マキシム・チュポ・モティングだった。

33歳のチュポ・モティングはパリ・サンジェルマンでもプレイしてきたカメルーンの大型ストライカーで、バイエルンでも昨季まではレヴァンドフスキに次ぐ2番手FWの立ち位置にあった。ビッグクラブの主役とまではいかないが、バックアッパーとしては心強いストライカーといった印象だろうか。

レヴァンドフスキが抜けた今季は新加入のサディオ・マネを軸とし、そこにトーマス・ミュラーやセルジュ・ニャブリ、レロイ・サネらが絡んでいくフリーダムな攻撃スタイルになると予想されていたが、10月に入ったところからチュポ・モティングが前線の柱となった。

直近7試合は537分間で9ゴール2アシストと圧巻のパフォーマンスを披露しており、48.8分に1ゴールのペースで得点に関与していることになる。

現在ブンデスリーガでは4試合連続得点中で、チャンピオンズリーグの方でもバルセロナ、インテル相手に得点を挙げた。ビッグクラブ相手でも戦えることを証明しており、チュポ・モティングの存在はレヴァンドフスキが抜けたバイエルンにとって極めて大きなものとなっている。

カメルーン代表はワールドカップ・カタール大会にも出てくるチームで、チュポ・モティングも代表メンバーの1人だ。今冬のアフリカ・ネイションズカップではベンチを温めることも多かったが、今の活躍ぶりを見ればカメルーンの大エースと呼ぶにふさわしい。ワールドカップでも見てみたいストライカーだ。