シティが次のステージに進むことに

カラバオカップ3回戦でマンチェスター・シティとチェルシーが対戦した。この段階で対戦するのは珍しい2チームであり、20-21シーズンのCLファイナルのカードでもある。

リーグ戦を挟んだミッドウィーク開催ということもあって両チームともに若手を起用している。シティはMFコール・パルマーとDFリコ・ルイス、チェルシーはDFルイス・ホールが先発だ。

ケビン・デ・ブライネやベルナルド・シウバといった主力がベンチスタートとなっても主導権を握るのはシティだ。細かいパスでボールを前進させ、この日左ウイングで先発となったジャック・グリーリッシュがドリブルでボールを運ぶ。8分にはそんなグリーリッシュが強烈なシュートを放つ。残念ながら枠外となったが、デ・ブライネらが不在な今10番を背負うグリーリッシュが攻撃の軸となる。

そんなシティに対しチェルシーは主にカウンターで敵陣に侵入することになる。最前線のアルマンド・ブロヤはボールを収めることができ、13分には右サイドでルベン・ロフタス・チークの強引な突破から最後はボックス内でクリスティアン・プリシッチがフィニッシュ。しかしシティの守護神シュテファン・オルテガのビッグセーブに遭いゴールならず。

シティはボールを握り守備時には積極的にプレッシングを行うが、若手がいることもあってイマイチ強度が足りていない。とくにマテオ・コバチッチに単独で剥がされるシーンが多く、そのたびにピンチを招くことに。44分には再びボックス内まで侵入されるが、ここもオルテガが立ちはだかり、前半は0-0で終えることに。

後半スコアが動いた。シティがペナルティエリア手前の中央でFKを得ると、キッカーのマフレズが左足一閃。強烈なシュートが決まり、1-0とシティがリードする展開に。

その5分後シティに追加点が生まれる。チェルシーが前掛かりになった展開で、パルマー、グリーリッシュの2人で一気に前線まで運ぶと、アルバレスの素晴らしいサイドチェンジから最後はマフレズがフィニッシュ。この日当たっているメンディがセーブするも、最後まで走ることをやめないアルバレスが押し込み、2-0とシティがさらに有利になる。

63分追い付きたいチェルシーに決定機。右サイドからツィエクが侵入し、最後は再びホールがシュートを放つも、オルテガがビッグセーブを披露し流れを渡さない。ビルドアップでの貢献、安定したセービングを持っており、エデルソン・モラレスから正守護神の座を奪うことになっても何らおかしくないパフォーマンスを見せている。このチェルシー戦では最終的に計5セーブを記録している。

点差を縮めたいチェルシーはメイソン・マウントやカイ・ハフェルツらアタッカーを投入するが、アタッキングサードでの質を欠いてしまいゴールネットを揺らすことはできない。88分にはマウントがオルテガの逆を突くシュートを放つが、これも枠外に。

その後スコアは動かず2-0でシティが次のステージへ進むことになった。シティでいえば若手のアルバレス、ルイスの2人が輝いており、今後も出番を与えられるだろう。対するチェルシーは難しいゲームに。終盤は相手の強度が弱まったことでチャンスをいくつか作れたが、得点はなし。直近のリーグ戦では対ブライトン、対アーセナルと連敗中と苦しく、13日のニューカッスル戦では勝ち星を挙げたい(データは『SofaScore』より)。

[スコア]
マンチェスター・シティ 2-0 チェルシー

[得点者]

マンチェスター・シティ:マフレズ(53分)、アルバレス(58分)

[スタメン]
マンチェスター・シティ

GK: シュテファン・オルテガ

DF:セルヒオ・ゴメス、ルベン・ディアス、アイメリック・ラポルト(→ネイサン・アケ/81分)、リコ・ルイス

MF:ロドリ(→カルヴィン・フィリップス/50分)、イルカイ・ギュンドアン(→ベルナルド・シウバ/50分)、コール・パルマー

FW:リヤド・マフレズ、フリアン・アルバレス、ジャック・グリーリッシュ

チェルシー

GK:エドゥアール・メンディ

DF:トレヴォ・チャロバー(→セサル・アスピリクエタ/69分)、カリドゥ・クリバリ、マルク・ククレジャ

MF:ルベン・ロフタス・チーク、マテオ・コバチッチ、デニス・ザカリア(→コナー・ギャラガー/69分)、ルイス・ホール(→カイ・ハフェルツ/75分)

FW:ハキム・ツィエク(→ラヒーム・スターリング/68分)、アルマンド・ブロヤ(→メイソン・マウント/68分)、クリスティアン・プリシッチ