4ゴールを奪って勝利したマンU

今季はDFディオゴ・ダロト、DFタイレル・マラシア、DFルーク・ショーの3選手がメインで務めているマンチェスター・ユナイテッドのサイドバック。11日に行われたカラバオカップのアストン・ヴィラ戦では、ダロトとマラシアの2人が先発。両者のロングボールが尽くヴィラディフェンス陣の裏を突いた。
 
6日に行われたプレミアリーグの試合でアストン・ヴィラに3-1で敗れていたマンUは、中3日でヴィラと再戦。後半開始早々に先制点を許す展開となったが、最終的に4-2のスコアで勝利。見事リベンジを果たしている。
 
この試合のマンUの1ゴール目はFWアントニー・マルシャルが決めたものだったが、これをアシストしたのが右ウイングを務めていたMFブルーノ・フェルナンデスであり、起点となったのは右SBのダロトだった。
 
ヴィラに先制ゴールを奪われた直後の49分、最終ラインでボールを受けたダロトがB・フェルナンデスの動き出しを見逃さず、右サイドの深い位置へ浮き玉のボールを送る。すると、B・フェルナンデスは完全にディフェンスラインの裏に抜け出すことに成功。落ち着いて中央へパスを送り、これをマルシャルが押し込んだ。
 
左SBのマラシアも積極的にヴィラDF陣の背後を狙った。64分、左サイドの低い位置から前線中央へロングボールを送ると、後半途中からセンターフォワードを務めていたFWマーカス・ラッシュフォードが強烈なシュートを放つ。これは惜しくも右ポストをかすめたが、ゴールの可能性を大いに感じさせるシーンだった。
 
そして、その後の67分、再びマラシアが前線にロングボールを送ると、ラッシュフォードがMFクリスティアン・エリクセンへ頭で繋ぐ。これは相手DFがギリギリのところでパスカットしたものの、こぼれ球はラッシュフォードの下へ。しっかりと決めきって、マンUに2ゴール目をもたらした。
 
この試合のダロトとマラシアはクロスからも何度かチャンスを作っていたが、ヴィラディフェンス陣のライン設定が高かったこともあり、より効果的だったのは低い位置からのロングボールだった。恐らくマンUはチーム全体でヴィラディフェンス陣の背後を狙っていたはずだが、両SBのキック精度や視野、判断が素晴らしかったことは間違いないだろう。