このままいけばアーセナルのトップ4フィニッシュは固そうだ

好調アーセナルが首位を走り、昨季王者のマンチェスター・シティがその後を追っている今季のプレミアリーグ。シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、元同僚ミケル・アルテタ監督が指揮するアーセナルをタイトル争いのライバルだとはっきり見なしているようだ。
 
2016-17シーズンからシティの指揮官を務めるグアルディオラ監督は、これまで4度プレミアリーグを制するなど、多くの栄光をクラブにもたらしてきた。一方、当時のアルテタ監督はアシスタントコーチとしてシティやグアルディオラ監督を支えていたが、2019年12月から古巣アーセナルの指揮官に就任している。
 
アルテタ監督の手によって劇的に成績が向上するということはなかったアーセナルだが、彼らは徐々にチーム力を高めていき、今季は11勝1分1敗の好成績でリーグ首位を維持。勝ち点差2のシティが2位につけている状況であり、かつて同僚だった両指揮官が熾烈な首位争いを繰り広げている。
 
英『Daily Mail』によれば、グアルディオラ監督は現時点で自チームの上をいく今季のアーセナルについて言及しており、アルテタ監督の指揮官としての能力の高さや、彼に信頼を置いたクラブの姿勢を評価している。
 
「(シティがアーセナルに与えた影響について)できることならたくさん言いたいが、ウソをつくことになってしまう。ミケルと私は3年間一緒に仕事をした」
 
「彼は生まれた時から(サッカーを)教わっていた。一緒に働いていた時は、彼より私の方が多くを学んだかもしれない」
 
「アーセナルには労働倫理や多くの才能、そしてサポートがある。就任当初の悪い時期でも、ミケルの決断は無条件で支持されていた」
 
「人々は彼が毎日どれだけ献身的に働いているかを見ている。彼は忍耐強いが、監督は誰しも何かを構築するために時間を欲する。アーセナルは彼にそれを与えたし、あとは彼らの順位次第だ」
 
「これまでのシーズンと比べれば、彼らが(タイトルを)争う存在であることは間違いない。昨シーズンの彼らはプレミアリーグの優勝候補ではなかったが、今シーズンはそうなるだろう」
 
バルセロナやバイエルン・ミュンヘンで成功を収めてきたグアルディオラ監督とは違い、指揮官としての実績は皆無だったアルテタ監督。どれだけサッカーに対する知見が深かったとしても、そんな彼にクラブの命運を委ねるのは勇気が必要だったはず。
 
それでもアルテタ監督のことを信頼し、耐えてきたアーセナルの選択がここに来て実を結んでいる。彼らはこのまま2003-04シーズン以来のリーグ優勝も成し遂げてしまうのか。はたまた、元同僚グアルディオラ監督がそれを阻止することになるのか。