ブレントフォードの守備が勝ることに

プレミアリーグ第16節マンチェスター・シティ対ブレントフォードの一戦が行われた。これがワールドカップ・カタール大会前最後のゲームとなる。

シティは11節リヴァプールに敗れ、そこからブライトン、レスター・シティ、フラムを破って3連勝中だが、思いのほか苦労しているゲームが続いている。レスター戦はケビン・デ・ブライネの直接フリーキックが決まり勝利できたが、アーリング・ハーランド不在時に守備を固められ攻略の糸口を見つけられない時間が続いた。前節フラム戦では前半でジョアン・カンセロが退場しており、後半アディショナルタイムまで1-1と勝ち点を落とす可能性があった。

そんなシティはブレントフォードをホームに迎えることになったが、積極的に空中戦を仕掛けてくるスタイルに苦戦。思うようにペースをつかめずにいると、16分イヴァン・トニーにゴールを許す。

それでも押し込むのはホームのシティで、前半アディショナルタイムセットプレイのこぼれ球をフィル・フォーデンが押し込み、同点に追い付く。前半だけで15本のシュートを放っており、ブレントフォードの守備をこじ開けた。

後半もシティが攻め続ける展開となるが、追加点を挙げることはできない。アーリング・ハーランドが前線で起点となった形からカウンターで敵陣深い位置まで侵入する場面はあったが、フィニッシュしたイルカイ・ギュンドアンのシュートは精度を欠いてしまう。

終盤まで1-1が続き、ようやくペップが重い腰を挙げた。ジョアン・カンセロに代えてフリアン・アルバレスを投入する。

しかしブレントフォードの集中はまだ切れない。中央を完全に塞ぎ、サイドからのクロスは屈強な守備者が跳ね返す。ハーランドへのコースも塞いでおり、この試合のハーランドは枠内シュートを記録することができなかった。

スコア動かず引き分けかと思われたが、97分ブレントフォードがカウンターから追加点を奪う。この日2点目をトニーが挙げており、土壇場で勝ち越しに成功する。

その後タイムアップとなり1-2でブレントフォードの勝利となった。シティはリヴァプール戦以来の黒星、ブレントフォードは10月のブライトン戦以来の勝ち点3となる。シティは勝ってアーセナルにプレッシャーをかけることができず、逆に勝ち点を離されてしまう可能性が生まれてしまった(データは『WhoScored.com』より)。

マンチェスター・シティ 1-2 ブレントフォード

[得点者]
16分 イヴァン・トニー(ブレントフォード)
46分 フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
97分 イヴァン・トニー(ブレントフォード)