2段、3段飛ばしで評価を上げている

22-23シーズンのセリエAは第15節まで進んでおり、首位は勝ち点41でナポリとなっている。2位ラツィオとの勝ち点差は11ポイントであり、早くも独走態勢に入っている。

ナポリはセリエAで唯一無敗のクラブで、15試合消化して13勝2分だ。5大リーグで未だ負けていないのはこのナポリとリーグ・アンのパリ・サンジェルマンのみだ。

ナポリ躍進の理由は様々だが、一つは新戦力の活躍にある。最終ラインではキム・ミンジェとマティアス・オリベラ、前線ではジャコモ・ラスパドーリ、ジョバンニ・シメオネ、クヴィチャ・クワラツヘリアがそうだ。すでにナポリで地位を確立しており、チームに貢献している。

クワラツヘリアはジョージア出身のヤングスターで、ここまでリーグ戦とCL合わせて17試合で8ゴール8アシストを記録している。ヴィクター・オシムヘンに次ぐ得点源であり、前線から攻撃をけん引している。直近のウディネーゼ戦では欠場となったが、エリフ・エルマスが代役を務めた。

とくにこのクワラツヘリアの評価が上がっており、独自の視点から選手を見定めるデータサイト『transfer markt』での市場価値は6000万ユーロ(日本円にして約86億円)となっている。移籍前の2022年5月時点ではわずか1500万ユーロだったが、この約半年間で4倍に数字が跳ね上がっている。

ワールドカップ・カタール大会が終わればシーズン後半戦となり、CLの決勝トーナメントが始まることになる。ラウンド16ではフランクフルトとの対戦が決まっており、ここでも活躍すれば市場価値はさらに高いものとなるはずだ。

21歳にして左ウイングでは世界で9番目の価値を持つクワラツヘリア。ヴィニシウス・ジュニオール、ラファエル・レオン、ソン・フンミンらに次ぐ数字であり、一気にワールドクラスへ上り詰めた。マンチェスター・シティやレアル・マドリードといったメガクラブが関心を寄せているようで、今後の活躍に期待だ。