期待値の高いFWである

今季のナポリは注目チームの一つだ。セリエAでは未だ無敗を維持しており、2位ミランに勝ち点10ポイントの差をつけている。CLではリヴァプールにこそ敗れたが、グループAを首位で突破し、ラウンド16ではフランクフルトと対戦する。

そんなナポリで得点源となっているのがFWヴィクター・オシムヘンだ。

ナイジェリア出身の23歳のストライカーで、2020年にリーグ・アンのリールからナポリにやってきた。その際の移籍金は総額8100万ユーロとされている。

それだけの移籍金をかけたこともあってオシムヘンの活躍は期待通りだ。初年度は10ゴール、昨季は14ゴールでシーズンを終え、今季はわずか11試合で9ゴールを記録している。このままの勢いを継続できればキャリアハイの更新は間違いない。

米『ESPN』はプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドとニューカッスルが獲得に興味を示していると報じている。ユナイテッドは退団が濃厚とされているクリスティアーノ・ロナウドの後釜を探しており、その枠にオシムヘンを入れたいのだろう。

同メディアによると、オシムヘンを獲得するためには1億ユーロ(日本円にして約144億円)の移籍金が必要になるようだ。ナポリのオーナーであるアウレリオ・デ・ラウレンティス氏が明言しており、かなり高額なものとなる。

オシムヘンは高さ、強さ、速さの3つを兼ね備えたストライカーで、今季はよりその存在感が際立っている。セリエAでは現在得点ランキング首位を走っており、このままの勢いであれば得点王の可能性も十分にある。ゴール以外の面でいえばポストプレイが得意な選手だ。186cmと大きな体を生かしてボールを収め、ラストパスのセンスも悪くない。サイドに流れてクロスを供給する場面もあり、何かと器用にこなすことができる。

すでにハイレベルのストライカーとなっているが、まだオシムヘンは23歳と若い。怪我の多さは気になる選手だが、クオリティは確かであり、来夏プレミアリーグへ移籍することになるのだろうか。