見ごたえある前半戦だった

プレミアリーグ第16節をもって22-23シーズンの前半戦が終了することになる。後半戦はワールドカップ・カタール大会明けの第17節で、12月26日のブレントフォード対トッテナムの一戦でプレミアリーグが再開する。第19節にはチェルシー対マンチェスター・シティのような一戦も用意されており、後半戦も目が離せない。

今季前半戦でのサプライズはアーセナルとニューカッスルの躍進だろう。アーセナルが勝ち点37で首位、ニューカッスルが勝ち点30の3位で前半戦を終えることになった。昨季の序盤戦は両チームともに上手くいっていなかったが、選手の補強や監督の交代で今季の躍進を実現している。

アーセナルはリーグ優勝、ニューカッスルはCL権獲得が現実味を帯びている。アーセナルが優勝すれば03-04シーズン以来、ニューカッスルがCLに出場することになればアラン・シアラー氏が活躍していた時代までさかのぼる。現時点での2クラブの勢いは本物であり、冬の移籍市場でさらにその勢いは増すことになる。アーセナルは補強を準備をしているようで、中盤とサイドアタッカーの獲得を目指すようだ。

アーセナルやニューカッスルの躍進ほどサプライズといえるものではないが、マンチェスター・シティのアーリング・ハーランドの活躍は話題となった。リーグ戦ではすでに3度のハットトリックを達成しており、13試合で18ゴール決めている。ノルウェー代表はW杯に出場しないため後半戦は万全の状態で臨むことができる。プレミアでの得点記録はモハメド・サラーの32ゴールで、ハーランドはこの記録を塗り替えることができるのだろうか。

意外だった悪い意味でのサプライズはリヴァプールとチェルシーの不調だ。昨季の前半戦はシティ、リヴァプール、チェルシーの3強として評価されていたが、チェルシーの主力に怪我人やコロナウイルス陽性者が続出してしまい、最終的にシティとリヴァプールの2強でシーズンを終えている。今季はそのリヴァプールも失速しており、シティだけが残った。

両チームとも14試合消化してリヴァプールが勝ち点22、チェルシーが勝ち点21とそれほど変わらないが、より深刻なのはチェルシーだ。またもや主力の負傷に悩まされており、リーグ戦では直近5試合勝ちがない。直近のニューカッスル戦も1-0で破れており、中断期間でグレアム・ポッター監督はチームを立て直すことができるのか。

22-23シーズンのプレミアリーグも話題が尽きない。ここで挙げられてない話でいえばレスター・シティとウェストハム、ウルブズの失速も気になる。近年はBIG6の牙城を崩せる存在として期待されていたが、13位、16位、20位とかなり苦しい。ウルブズは降格の可能性があり、後半戦での逆襲に期待だ。

再開が待ち遠しいプレミアリーグ。1カ月強の中断でとなり、後半戦はどのような戦いが見られるのだろうか。