1月の移籍市場で動きはあるか

14日に行われたプレミアリーグ第16節フラム戦を1-2で勝ちきったマンチェスター・ユナイテッド。右サイドバックのレギュラーであるDFディオゴ・ダロトを累積警告による出場停止で欠く中、失点を1で食い止められたことは幸いだった。
 
この試合のマンUはMFクリスティアン・エリクセンのゴールで序盤にリードを得たものの、フラムの猛攻を凌ぎきれず、61分に同点に追いつかれてしまう。途中出場の18歳FWアレハンドロ・ガルナチョが試合終了間際に勝ち越し弾を決めたことにより、なんとか勝ち点3を得ることには成功したものの、内容だけを見ればフラムが勝っていてもおかしくなかった。
 
FWウィリアンやDFアントニー・ロビンソンのいたフラムの左サイドが躍動したこともその要因の一つであり、トップ下のMFアンドレアス・ペレイラやボランチのMFトム・ケアニーも効果的にそこへ絡んだ。61分の同点ゴールも左サイドの低い位置でボールを奪ったロビンソンのプレイが起点となっており、ウィリアンとケアニーの連携がFWダニエル・ジェイムズへのクロスを生み出している。
 
このフラムの左サイドに対応したのが、普段は左SBを務めるDFタイレル・マラシアだった。今季のマンUはDFアーロン・ワン・ビサカが負傷などもあってほとんど出場機会を得ることができておらず、右SBはダロトのワンマン体制となっていた。ダロト欠場時のリスク回避として、エリック・テン・ハーグ監督はマラシアやDFヴィクトル・リンデロフを右SBで試していたが、今回はマラシアをそのポジションで起用している。
 
たとえダロトが出場できていたとしても、ウィリアンやロビンソンのキレ味鋭い攻撃をどれだけ抑えられていたかは怪しく、慣れない右サイドでのプレイを強いられたマラシアが彼らの対応に苦戦するのは当然と言える。こういった時こそ対人守備に強いワン・ビサカにいてほしいところだが、ベンチにすら入れない状況ではどうしようもない。今回のフラム戦は改めてマンUの右SB不足が浮き彫りとなる一戦だった。