頼れるベテランたちの下で若手が躍動するミラン

今夏の移籍市場では21歳のFWチャールズ・デ・ケテラエルの獲得が目玉となったミラン。しかし、彼がイタリアでのプレイに苦戦している間、ヴォルフスブルクからローンで加入した20歳のMFアステル・ヴランクスや、シャルケから完全移籍した21歳のDFマリック・チャウといった他の新加入選手たちが存在感を高めている。
 
3200万ユーロ(約46億円)+ボーナス300万ユーロ(約4億円)の移籍金でミランへとやってきたベルギー代表のデ・ケテラエル。彼はここまで公式戦18試合に出場しているが、成績は未だノーゴール1アシストとミランへの適応に手こずっており、最近はトップ下のポジションを争うMFブラヒム・ディアスの勢いに押され気味だ。
 
その一方、14日に行われたフィオレンティーナ戦では、U-21ベルギー代表のヴランクスがインパクトのあるプレイを見せている。75分から途中出場したヴランクスは、後半アディショナルタイムに相手のオウンゴールを誘発する精度の高いクロスをあげており、これがミランの決勝点となった。クラブの公式HPでは、ファン投票の結果、フィオレンティーナ戦のMVPにヴランクスが選ばれたことが伝えられている。
 
また、U-21ドイツ代表のチャウは6日に行われたセリエA第13節スペツィア戦から3試合連続で出場機会を得ており、特にここ2試合は連続して先発出場を果たしている。チャウに関してはミランデビューを飾った第10節エラス・ヴェローナ戦の活躍も印象的で、終盤からの途中出場ながら2本のシュートをブロック。チームのピンチを救い、1-2の勝利に貢献していた。
 
ヴランクスとチャウの公式戦出場数はまだ4試合に留まっているが、少ないチャンスをモノにし、ステファノ・ピオリ監督やファンからの評価を徐々に高めている。その甲斐あって、年明けからはもう少し出番が増えるとも予想できるが、一体どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。