期待されているのは間違いない

マンチェスター・シティは今夏2人のストライカーをトップチームに加えた。アーリング・ハーランドとフリアン・アルバレスのことである。

ハーランドはすでにプレミアリーグで大暴れしており、リーグ戦では13試合で18ゴールを記録。高さ、強さ、速さ、賢さ、上手さを兼ね備えたストライカーであり、シティに足りなかった決定力を埋めてくれた。

アルバレスはハーランドほどのインパクトは残していないが、限られた出場機会で確実に存在感を示している。最前線だけでなくセカンドストライカーとしても輝けるFWで、守備での献身性も高い。アルゼンチン代表としてワールドカップ・カタール大会に出場することになっており、今後の成長が楽しみな若手だ。

そんな強力なストライカーの合流もあって期待の若手がシティを離れた。リアム・デラップのことである。父はストーク・シティで活躍したロリー・デラップであり、現在息子デラップはイングランドの実質2部であるチャンピオンシップのストークにローンで加わっている。

デラップはシティでトップチーム昇格を期待されたストライカーでプレミアリーグのユースリーグにあたるプレミアリーグ2では、20試合で24ゴール5アシストと強烈な数字を残したこともある。その年はリーグMVPに輝いており、フィル・フォーデンに続いてトップチーム定着が期待された。しかし思うようにトップチームでの出番は増えず、そこにハーランドとアルバレスがやってきた。

ストークでのここまでは順調とはいえない。出場機会でいえば19歳にしてリーグで17試合に出場しており、すでに1002分プレイしている。が、得点数はここまで1ゴールのみと、10月の序盤からここまで得点がない。

英『Manchester Evening News』ではデラップの決定力不足を指摘している。ここまで29本のシュートを打っているが、得点になったのは1ゴールのみであり、効率が悪い。継続したプレイタイムは与えられており、評価は低くないといえるが、ここから成長できなければシティへの返り咲きは難しいだろう。ただでさえすでに若く実力のあるストライカーが2人もおり、デラップは今後に注目だ。