ダークホース候補セルビアを寄せ付けぬ圧巻パフォーマンス

FIFAワールドカップ・カタール大会はグループステージ第1節が終了し、ひとまず全32チームが登場した。すでに第2節がスタートしているが、第1節の戦いを終えた段階で改めて優勝予想を展開しているサッカーファンも多いだろう。

インパクトではコスタリカを7−0で粉砕したスペイン代表、安定感ではセルビア代表を2−0で退けたブラジル代表が人気トップ2といったところだろうか。

特にブラジルで印象的なのは選手層だ。セルビア戦では途中出場からFWガブリエウ・ジェズス、ロドリゴ・ゴエス、ガブリエウ・マルティネッリ、アントニーが登場しており、攻撃陣のピースは出場国の中でもNo.1と言っていい。特にジェズスは今季プレミアリーグで首位を走るアーセナルで圧巻の活躍を披露している選手で、そんな絶好調のセンターフォワードがベンチスタートになるのが恐ろしい。

対戦したセルビアは今大会のダークホース候補にも挙げられるチームだったが、ブラジルの前にほとんど見せ場はなかった。守備ではチアゴ・シウバとマルキーニョスのセンターバックコンビが相手の大型FWアレクサンダル・ミトロビッチを完璧に抑え込み、さらにベンチにはレアル・マドリードDFエデル・ミリトンが座っている万全体制である。

守備的MFもリヴァプールのファビーニョ、マンチェスター・ユナイテッドのフレッジ、ニューカッスルで評価を上げるブルーノ・ギマランイスがベンチに座り、GKはリヴァプールのアリソン・ベッカーとマンチェスター・シティのエデルソン・モラレス2枚体制だ。

スペイン『as』はこの選手層こそブラジルが優勝候補に挙げられる理由と取り上げており、攻守両面で隙がない。セルビア戦でエースのネイマールが足首を痛めてしまったのが気になるが、決勝トーナメントでは復帰できるとの希望もあるという。セルビア戦の内容を考えれば、グループステージはネイマール抜きでも十分に突破できるだろう。それだけのピースは揃っている。

ほとんど穴は無いように見えるが、ブラジルは20年ぶりのワールドカップ制覇を果たせるのか。第1節の戦いぶりはパーフェクトで、改めてブラジル優勝を確信した人も多いだろう。