イングランドの中盤を支配する存在に

4日にセネガル代表を3−0と華麗に撃破し、危なげなくベスト8入りを決めたイングランド代表。その中で目立っているのが19歳のMFジュード・ベリンガムだ。

ドルトムントでも主力として活躍するベリンガムは大会前より注目されていたが、初のFIFAワールドカップで想像を超えるパフォーマンスを披露している。若さ溢れるアグレッシブな姿勢で攻守に走り回り、パスセンスに加えてドリブルも上手い。すっかりイングランド代表のキーマンになった印象だ。

英『Squawka』によると、セネガル戦でもベリンガムは9度のデュエル勝利数、5度のボールリカバリー、そしてジョーダン・ヘンダーソンのゴールを冷静にアシストするなど躍動。ドルトムントでのパフォーマンスからビッグクラブが獲得へ動くと予想されているが、SNS上でもセネガル戦の最中から「リヴァプールに来ないか?」といった意見が多く出ていた。リヴァプールも噂される移籍先の1つで、サポーターは獲得を熱望していることだろう。

フィル・フォーデンやメイソン・マウント、ブカヨ・サカといった若手も印象的だが、もう一列低い位置から違いを作れるベリンガムの登場は大きい。ボールを奪ってからカウンターアタックへ繋げるセンスも高く、今のイングランドはプレミアリーグらしい縦へのスピーディーなカウンターを仕掛けている。

4年前のロシア大会ではベスト4に入っているが、当時のイングランドは12ゴールを奪っている。今大会は初戦でイランを6−2、グループ最終節でウェールズを3−0、そして決勝トーナメント1回戦でセネガルを3−0のスコアで粉砕しており、早くも4年前の得点数に並んだ。フォーデンやベリンガム、サカら若手の成長でイングランドがさらに強化されているのは間違いない。

ベスト8ではフランス代表と激突するが、優勝候補の一角に挙げられる前回王者相手に若きイングランドがどう違いを作るのか楽しみだ。ベリンガムもその1人で、フランスをも圧倒できれば優勝候補筆頭と言っても問題なさそうだ。