注目の若手がやってくる
プレミアリーグのマンチェスター・シティは近年、移籍市場で成功を収めている。即戦力、未来への投資とどちらの分野でも優秀な人材をチームに引き入れる。
昨季の冬の移籍市場でシティはリーベル・プレートからフリアン・アルバレスを獲得した。そんなアルバレスはアルゼンチン代表としてFIFAワールドカップ・カタール大会に出場して4ゴールの大活躍を披露し、チームの優勝に貢献した。シティはこのアルバレスをわずか1700万ユーロで獲得しており、W杯後に獲得しようとすれば何倍もの移籍金が必要になっただろう。
シティは次なるアルバレスを求め南米の市場に目を向けている。そこでターゲットとなったのが、アルゼンチンのベレス・サルスフィエルドに所属するMFマキシモ・ペローネだ。
移籍市場に精通しているファブリシオ・ロマーノ氏によると、シティはペローネ獲得で合意に至ったという。シティ加入後はシティグループのクラブにレンタルするのではなく、トップチーム、もしくはアカデミーでプレイすることになるようだ。そのため評価は高いといえる。
19歳のペローネは中盤を本職としており、攻守両面で輝くことができるタイプだという。最終ラインに降りてビルドアップを支え、パスでアタッキングサードの攻撃を活性化させる。得点力もあって今季は3ゴール2アシストとすでに5得点に関与している。
シティは今後インサイドハーフの世代交代が行われる可能性が高く、このペローネも候補の一人だ。ケビン・デ・ブライネ、イルカイ・ギュンドアンと2人の主力が30代に突入しており、若い才能が欲しい。
近年、補強で成功を収めているシティ。このペローネもアルバレスに負けない素晴らしい選手なのだろうか。