セルティックデビュー戦の小林
また一人、日本人プレイヤーがスコットランドで躍動した。今冬にヴィッセル神戸からセルティックへと移籍した小林友希がスコティッシュ・プレミアシップ第22節のセント・ミレン戦でセンターバックで先発出場。デビュー戦となったこの試合で、高いパフォーマンスを発揮した。
古橋亨梧の2ゴールを含む4得点でセント・ミレンに圧勝したセルティック。左センターバックで出場した小林は、利き足の左から正確なパスでビルドアップに参加し、ポスト直撃のシュートを放つなど、インパクトを残した。
そんな小林に対して英『DailyRecord』は「22歳と若く、これからも成長していくプレイヤーだが、すでにピッチ上のリーダーに見えた」と小林を高く評価。さらにセルティックで育った世界最高峰のセンターバックになぞらえて「ボールを持ったときの落ち着きは、クリストフェル・アイェルやフィルジル・ファン・ダイクのようだった。ドリブルからの相手ブロックを突破することも期待できる。センターバックとして確かなデビュー戦だった」と小林を称賛している。
まだ1試合ではあるものの、持ち味を遺憾なく発揮してセルティックサポーターを驚かせた小林。22歳でセルティックへ加入し、チームのリーダーとなってステップアップを果たしたファン・ダイクのような存在へと成り上がれるか。