9位に後退した
昨年9月にトレーニング中に負傷し、FIFAワールドカップ・カタール大会の中断直前に復帰した板倉滉。W杯では3試合に出場するなど、上々のパフォーマンスを発揮すると、ウィンターブレイクを挟んだブンデスリーガでも結果を残してチームに貢献した。
再開初戦となった第16節レヴァークーゼン戦ではセンターバックでフル出場し、後半アディショナルタイムには1アシストを記録。この試合の板倉についてダニエル・ファルケ監督は、「安定感のあるパフォーマンスだった」とコメントし、このように評価している。
「彼は我々が見たいものを持ち込んでくれた。それは自身のポジションにおいてデュエルに勝利すること。間違いなく良いカムバックだったし、我々は彼が戻ったことを嬉しく思う」
ただ、アウグスブルクにも0-1と敗戦し、連敗を喫してしまったボルシアMG。順位も9位に下がるなど、厳しい状況が続いている。板倉が持ち前の強さと技術を遺憾なく発揮し、一矢報いることはできるのだろうか。