エンソは英国史上最高額の移籍金に
昨季UEFAチャンピオンズリーグでベスト8まで進出し、今季もプリメイラリーガで首位を独走中。CLでもユヴェントスを上回って決勝トーナメント進出を決めているベンフィカは、移籍市場でも大きな利益を得ている。
プリメイラリーガで得点王となり、CLでも大きなインパクトを残したダルウィン・ヌニェスを昨夏リヴァプールへと売却。移籍金は7500万ユーロに加え、2500万ユーロのボーナスが支払われることになっており、エースはイングランドへと旅立った。
それと時を同じくしてリーベルプレートから4400万ユーロで獲得したMFがエンソ・フェルナンデスである。序盤戦から正確な技術とパスに加え、豊富な運動量ですぐさまレギュラーを勝ち取り、リーグ首位に貢献。FIFAワールドカップ・カタール大会でもその力を遺憾なく発揮し、アルゼンチン代表の主力に上り詰め、優勝にも導いた一人だ。
これによってわずか半年間でエンソ・フェルナンデスの価値は急上昇。19-20シーズンにアトレティコ・マドリードへと移籍したジョアン・フェリックス(1億2700万ユーロ)に続く1億2100万ユーロの高額な移籍金でチェルシーへの加入が決まっている。
またフェリックス、エンソに次ぐ高額売却がヌニェスとなっており、今シーズンだけで2億ユーロ以上を稼いでいるベンフィカ。この資金をもとにさらなる新星の発掘を行っていくことだろう。