最高のシーズン実現へあと一歩
今季序盤から想像以上のパフォーマンスを見せてきたニューカッスル。彼らにとって最大の目標となるのがトップ4フィニッシュだ。これが達成できれば言うことなしのシーズンとなる。
カギを握るのは、負傷から戻ってきたFWアレクサンダー・イサクだ。
昨夏に6000万ポンドもの移籍金でやってきたイサクだが、今季は怪我で長期離脱してしまった。ニューカッスルにとっては誤算であり、得点力の部分には課題を抱えてきた。
そのイサクが復帰し、トップ4入りへの希望が見えてきた。17日に行われたノッティンガム・フォレスト戦ではイサクが2ゴールを記録し、チームも2-1で勝利。元より守備は安定していただけに、イサクの得点力が加われば理想的なチームに仕上がってくる。
イサクは前節のウォルバーハンプトン戦に続く2試合連続ゴールで、今季プレミアリーグでは10戦6ゴールと見事な働きだ。
英『sky Sport』によると、解説の元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏もイサクとニューカッスルのパフォーマンスを称える。
「ニューカッスルはトップ4を巡って戦っている。印象に残るのは、彼らの走力だ。本当に激しいチームだよ。イサクは得点力のある選手だが、ゴールを決めるだけではない。フィニッシュの冷静さ、最終ライン裏に走るスピードなど、トップストライカーに求められる全てをやっているね」
現在ニューカッスルの順位は5位だ。4位トッテナムとは2ポイントの差がついているが、消化試合数はトッテナムの方が2試合多い。逆転は可能で、トップ4入りは現実的な目標だ。