器は大きいかもしれない

カタールW杯では決勝戦で涙を飲んだフランス代表。キャプテンであり、守護神であったGKウーゴ・ロリス(トッテナム)をはじめ、CBラファエル・ヴァラン(マンチェスター・ユナイテッド)、そしてCFカリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)など中心選手の代表引退もあり、チームは転換期を迎えている。

とはいえ、今回のEURO予選に挑むメンバーも各国の主要リーグのトップで活躍する選手ばかりのスター軍団。監督は2012年に就任したディディエ・デシャンが今回も変わらず指揮をとるが、注目が集まったのは新キャプテンについてだ。今までは歴代最多出場を誇るGKロリスがキャプテンを務めており、スター軍団をまとめてきた。

今回のEURO予選でキャプテンマークを任されたのが、キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)である。オリヴィエ・ジルー(ACミラン)や、アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)ではなく、24歳のストライカーが任命された。

仏紙『 L'Équipe』によると、不満を抱いたグリーズマンが代表引退を考えたようだ。そして、そんなグリーズマンを新キャプテン自らが落ち着かせたという。

「僕がアントワーヌと話をしたのは、彼ががっかりしていたからで、それは僕にも理解できることなんだ。私は彼に、私も同じ反応をしたかもしれないと伝えたよ」


また「彼はおそらく、ディディエ・デシャンの下で最も重要なプレイヤーの 1 人だ。彼はフランス代表で私が持っていない経験を持っているし、それはチーム全体から尊敬されている」と気遣いを見せた。


さっそく器の大きなところを見せているムバッペ新キャプテン。個人としてはもちろん、キャプテンとしてのムバッペのプレイにも注目が集まる。