古巣戦での決勝ゴールを決めて……
プレミアリーグで活躍したアフリカンストライカーがまた一人、スパイクを脱ぐ決断をした。アーセナルやマンチェスター・シティ、トッテナムなどでプレイしたエマニュエル・アデバヨールだ。
2002-03シーズンにメスにてリーグ・ドゥ35試合17ゴールと活躍したアデバヨールは、モナコを経て2006年にアーセナルへ加入。2007-08シーズンにはプレミアリーグで24ゴールを挙げる活躍を見せ、国内でも屈指のFWへと成長した。
2009-10シーズンにシティへと移籍すると、古巣のアーセナル戦で決勝ゴールを記録。そのゴールセレブレーションではゴールを決めてから一目散に逆方向のゴール裏にいたアーセナルサポーターへの下へ向かい、ゴールを喜んでいる。英『Sky Sports』でも「アデバヨールのもっとも印象的なシーン」としてこのセレブレーションを挙げている。
その後はレアル・マドリードやトッテナム、クリスタル・パレスなどを経てトルコやパラグアイでもプレイしたのち、母国トーゴのクラブを最後に現役を引退。自身のSNSで「最高なことから最低なことまでプロ選手として私のキャリアは信じられないような旅だった」と投稿している。