得点ランキング1位の活躍

今季プレミアリーグ暫定4位と、トップ4争いを繰り広げているマンチェスター・ユナイテッドは来季に備えて、大幅なチーム改革が予想されている。ユナイテッドの監督エリック・テン・ハーグは、中盤、GK、ストライカーの補強を重要視しており、トッテナムの9番、ハリー・ケインの獲得に熱心であることが度々ニュースになっている。そんな中、ユナイテッドはケインに続く新たなストライカーの獲得に動き出しているようだ。

『The Mirror』は、ユナイテッドはベンフィカで活躍しているストライカー、ゴンサロ・ラモスを獲得すると報じた。21歳の彼は今シーズン28ゴールの活躍で、現在のポルトガルリーグ得点ランキングでは、27試合17ゴールと1位である。カタールW杯では、クリスティアーノ・ロナウドに代わってベスト16スイス戦に出場しハットトリックを記録するなど、若きストライカーはクラブ、代表でも大活躍しているのだ。

ラモスは、昨シーズンに、元ベンフィカのスターであるダルウィン・ヌニェスがリヴァプールに移籍したことで、クラブでの序列を上げた。ヌニェスの後釜としてストライカーを任されたが、今では誰もが彼をクラブのスターであると認める活躍を今シーズン残している。

ラモス獲得のためにユナイテッドは、利息を含む7000万ポンド(約118億円)から1億ポンド(約170億円)相当の契約を準備しているという。これはポグパがユベントスからユナイテッドに移籍した時の、8930万ポンド(当時で約125億円)の移籍金を上回る可能性があるということだ。

テン・ハーグは若手の才能育成には実績があり、若いラモスにとっても、サッカーの名門ユナイテッドでプレイできることは喜びになるだろう。彼がユナイテッドに加入すれば、現在のクラブのストライカーであるマーカス・ラッシュフォードとポジジョンを争う事も予想されるが、その競争がユナイテッドをさらに強くする新たなきっかけになるかもしれない。