現在19勝6分9敗で4位のユナイテッド

現在プレミアリーグで4位に位置しており、2シーズンぶりにUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得の可能性もあるマンチェスター・ユナイテッド。6位に終わった昨季から復調傾向にあるクラブだが、OBは満足していないようだ。

英『THE Sun』によれば、過去にプレミアリーグで得点王にも輝いたユナイテッドOBであるドワイト・ヨーク氏がエリック・テン・ハーグ監督を批判。9敗を喫している事実を挙げ、「テン・ハーグがプレミアリーグで9試合負けたことは、いくつかの問題を引き起こしている。マンチェスター・ユナイテッドの監督であれば、些細な点や間違いについて常に精査されることになる」とコメントした。

さらに昨季途中まで指揮を執ったオーレ・グンナ・スールシャール氏と比較。フルで1シーズン率いた2年間はテン・ハーグよりも好成績を挙げていることを指摘した。

「スールシャール監督は、クラブを率いていた丸2シーズンでテン・ハーグよりも優れた成績を残している。(今季の)ユナイテッドはFAカップ決勝に進出し、カラバオカップで優勝した。それは進歩だが、19-20シーズンと20-21シーズンよりもテン・ハーグがプレミアで負けた試合の方が多かったのは間違いない」

またリヴァプールやトッテナムとのCL出場権争いをしている現状についても「今シーズンの成績は十分ではない。ユナイテッドは必死に4位を維持しようとしている。クラブがそれを望んでいるのだろうか」と批判。現役時代にはプレミアリーグで3連覇を経験するなど、クラブの黄金期で主力として活躍したヨーク氏だけにクラブの現状には不満な様子だ。