常にメッシを支えてきた副官
昨年のワールドカップ・カタール大会を制したアルゼンチン代表。主役は常にリオネル・メッシだったが、同世代のメッシを支えてきた副官も忘れてはならない。
決勝のフランス戦でゴールも決めたユヴェントスMFアンヘル・ディ・マリア(35)だ。
どうしてもアルゼンチン代表ではメッシが目立つが、ディ・マリアも相当の実力の持ち主だ。レアル・マドリード、パリ・サンジェルマンなどクラブシーンでも多くのタイトルを手にしており、ディ・マリアもまた特別な才能を持った選手と言える。
そのディ・マリアを絶賛したのは、レアルで一緒にプレイした現アトレティコ・マドリードFWアルバロ・モラタだ。
伊『TuttoSport』によると、モラタはディ・マリアをここ10年で最も過小評価されている選手だと称えている。
「僕は過去にディ・マリアとプレイしたことがあるけど、彼はチャンピオンであり、最近ではアルゼンチン代表としてワールドカップも制したね。彼はここ10年で最も過小評価されている選手だよ」
ユヴェントスは18日にヨーロッパリーグ準決勝2ndレグのセビージャ戦に臨むことになっており、目指すは優勝だ。チャンピオンズリーグの方ではインテルとマンチェスター・シティが決勝へ駒を進めており、インテルにはFWラウタロ・マルティネス、シティにはFWフリアン・アルバレスと、アルゼンチン代表選手としてワールドカップ・カタール大会を制した選手が所属している。W杯&CLのダブル制覇を達成する者が誕生するのだ。
ディ・マリアもW杯&ELダブル制覇の可能性が残っているが、ELでも頂点に立てるだろうか。