U-20アジア杯の活躍から注目株に

20日より、日本代表も参戦するU-20ワールドカップがアルゼンチンでスタートする。

若い選手たちにとっては貴重な国際舞台であると同時に、こうした大会にはビッグクラブのスカウトも目を光らせているものだ。この大会を機に、欧州トップリーグへと羽ばたく人材も出てくるだろう。

スペイン『Mundo Deportivo』は、開幕を前に「バルセロナが見るべき10人の宝石」と題した特集を組んでいる。何とその中には、日本人選手の名前も入っている。

唯一U-20日本代表から選ばれたのは、FC東京所属のFW熊田直紀(18)だ。18歳ながらU-20代表に選出されている熊田は、今年3月のU-20アジア杯では5ゴールを記録する大活躍を見せている。その経歴には同メディアも注目しているようで、今大会でブレイクする可能性がある1人と目を光らせているのだ。

他にはイスラエル代表MFオスカル・グルーフ(ザルツブルク/19歳)、ウルグアイ代表MFファブリシオ・ディアス(リベルプールFC/20歳)、ライプツィヒと契約を結んでいるアメリカ代表MFケイデン・クラーク(19)。

ブラジル代表FWマルコス・レオナルド(サントスFC/20歳)、アルゼンチン代表MFマティアス・ソウレ(ユヴェントス/20歳)、コロンビア代表MFヤセル・アスプリージャ(ワトフォード/19歳)、セネガル代表FWサンバ・ディアロ(ディナモ・キエフ/20歳)、イングランド代表FWマテオ・ジョゼフ(リーズ・ユナイテッド/19歳)、フランス代表DFスマイラ・クリバリ(ドルトムント/19歳)の9人が選出されている。

こうした大会で日本代表選手が注目株に挙げられるのは特別なことだが、日本を引っ張るエースは誰になるのか。将来のA代表候補生たちの躍動に期待がかかる。