カンテが同点に追いついた

浦和レッズはルヴァンカップのグループステージ第5節で川崎フロンターレと対戦。前半に1点をリードされるものの、後半に2ゴールを決めて2-1と逆転勝利を果たした。この試合で加入後初ゴールを決めた男がホセ・カンテだ。

最前線で先発したカンテは、前線からボールを収めて前線の起点となった。持ち味を発揮すると迎えた51分、ダヴィド・モーベルグからのパスを受けると、強引に前を向いてシュートを放つ。豪快にゴールへと叩き込み、同点に追いついた。

ルヴァンカップ第3節の川崎戦でデビューしたカンテ。リーグデビュー戦はわずか10分で退場となってしまったが、その後は徐々にコンディションを上げて好プレイを披露。J1第13節のガンバ大阪戦ではゴールネットを揺らしたものの、VARの結果オフサイドでノーゴール。初得点は取り消されてしまった。

それでも、翌節のアビスパ福岡戦で途中出場からポストプレイでチームに貢献。ゴールは決められなかったが、期待感は高まっていた。そこで迎えた今試合での一発。中国で得点を量産していたギニア代表ストライカーは、これでさらに波に乗ることができるはずだ。