公式戦2試合連続得点に

浦和レッズはJ1第15節で京都サンガF.C.と対戦して2-0で勝利した。1点差で迎えた後半アディショナルタイム、誰よりも早くボールに反応してリーグ戦初ゴールを決めた男がホセ・カンテである。

試合はスコアレスで前半を折り返すと、51分に興梠慎三の先制点で浦和がリードする。その後は京都の猛攻に耐え、1点を保ちながら試合は終盤へ。浦和がFKを獲得して追加点のチャンスを得る。

するとキッカーのダヴィド・モーベルグはフリーになっていた伊藤敦樹へパスを送る。伊藤は強烈なシュートを放つと、GKの弾いたボールにいの一番に反応したのは、途中出場のカンテ。トラップから冷静にリーグ戦初得点を決めて、勝利を確実にした。

第13節のガンバ大阪戦ではゴールを決めるもののオフサイドの判定。翌節のアビスパ福岡戦でも好プレイを見せると、水曜日のルヴァンカップ第5節の川崎フロンターレ戦で移籍後初ゴールを決め、コンディションは上がっていた。途中出場でも結果を残したカンテは、今後もチームで存在感を示していくはずだ。興梠との先発争いにも期待したい。