今シーズンはリヨンで大活躍
今シーズンも残すところ1試合のみとなったリーグ・アン。優勝争いは2連覇を達成したPSGが最多の11度目となる優勝をきめた。そんななか、最終節までもつれているのが得点王争いだ。
残り1試合で現在の得点ランキングトップを走るのが、PSGのキリアン・ムバッペの28ゴールだ。2位につけるのはリヨンのアレクサンドル・ラカゼットの27ゴールとなっている。3位のジョナサン・デイビッド(リール)は24ゴールなので、ムバッペとラカゼットのどちらかが得点王になる可能性が高い。
ラカゼットは今シーズンよりアーセナルから古巣のリヨンに復帰した。5年間在籍したアーセナルでは思うように結果が残せず、昨シーズンはわずか4ゴールのみに終わっていた。しかし、リヨンで再び復活した32歳はここまで27ゴールを記録しており、ムバッペと1ゴールしか差がない状況だ。
そんなラカゼットの代表復帰を現地メディアは求めていたものの、6月開催のEURO2024予選のジブラルタル戦とギリシャ戦に彼の名前は挙げられなかった。27ゴールを記録しながらも、デシャン率いるフランス代表のメンバーからは落選。
2017年から代表には縁のないラカゼット。リーグ・アンではムバッペに次ぐ得点を記録しフランスでも波に乗っているストライカーの1人であったが今回の招集も見送られた。ラカゼットはこの悔しさを糧に、リーグ最終節で得点王の座を狙いに行く。