ニューカッスル戦は10人の状態から試合をひっくり返した
微妙な判定も絡んでいるが、退場者を出しながらプレミアリーグ第2節のボーンマス戦(3-1)、第3節のニューカッスル戦(2-1)を制したリヴァプールの強さは本物なのだろうか。
ボーンマス戦ではMFアレクシス・マクアリスター、ニューカッスル戦ではDFフィルジル・ファン・ダイクが退場処分を受ける苦しい展開となったが、リヴァプールは何とか勝利を手にしている。
英『BBC』によると、解説を務めるクリス・サットン氏は王者マンチェスター・シティの最大のライバルにリヴァプールの名前を挙げる。
「おそらくリヴァプールがマンチェスター・シティを最も苦しめることができると私は考える。リヴァプールがジョタやヌニェスといったアタッカーをベンチに置けるという事実を見れば、それは恐るべき前線だよ。ショボスライとマクアリスターはヘンダーソンとファビーニョのアップグレードでもある。リヴァプールはよりクリエイティブな中盤を持っている」
特に気になるのがニューカッスル戦で2ゴールを決めたFWダルウィン・ヌニェスだ。プレミア1年目の昨季は消化不良に終わったが、今季は一味違うかもしれない。その可能性をニューカッスル戦で見せており、ヌニェスがベンフィカ時代の得点力を見せてくれるならば前線の層はかなり厚くなってくる。
今季はチャンピオンズリーグ出場権も持たないため、プレミアリーグに集中しやすい環境でもあるか。残るはサウジアラビアのアル・イテハドから巨額オファーで狙われるサラーを守り抜くことが重要だが、戦力をキープできれば攻撃陣に文句はつけられない。
前節ニューカッスル戦は自信をつける大きな勝利となったはずで、リヴァプールがどこまで状態を上げてくるか楽しみだ。