代表でも途中出場からゴールを狙う
EURO2024予選でウクライナ代表と、その後親善試合でスコットランド代表と戦うイングランド代表。ガレス・サウスゲイト監督は新戦力として2名を招集しており、チェルシーDFレヴィ・コルウィル、アーセナルFWエディ・エンケティアが初招集となった。
英『INDEPENDENT』は、エンケティアのゲームチェンジャーとしての才能に期待している。エンケティアのプレミアリーグの出場のうち、およそ3分の2をベンチから出場しているところに着目。ハリー・ケインという絶対的なストライカーが存在するチームでは、途中出場からの彼の卓越性がより輝くのではないかとみているようだ。
実際にエンケティアが途中出場から得点をとるタイプのFWかといえば、そんなこともない。昨季のプレミア4ゴールも一昨季の5ゴールも、すべて先発出場時のものだ。ただし、スピードや狭いスペースでの反転の速さなどは確かにケインにはないものを持っており、プレイスタイルの違いでゲームに変化を与えることは十分に期待できるだろう。また、ブカヨ・サカやデクラン・ライスとクラブでチームメイトであることも、プラスに働く可能性がある。
今季はガブリエウ・ジェズスの離脱もあり、アーセナルでは開幕からスタメンの座をつかんでいるエンケティア。今季はすでに2ゴールを決めており、ポストプレイなどチームを助ける動きもスムーズになった印象がある。好プレイを代表でも見せることができるだろうか。