今夏は退団の噂も
昨年の夏にブライトンからチェルシーに加入したDFマルク・ククレジャ。6300万ポンドとも言われる移籍金で加入したククレジャだが、今シーズンはここまでリーグ戦4試合出場はしていない。
昨季はシーズン途中での指揮官の交代など、難しい1年ではあったが、リーグ戦では24試合に出場、2アシストを記録していた。シーズン終盤は負傷もあったが、スタメン出場は21試合とポジションを確立していた。
しかし、マウリシオ・ポチェッティーノ新監督になってからは、DFベン・チルウェルを主力として起用し、そのバックアップとしてDFイアン・マートセンが考えられている。
序列が下がりつつあるククレジャは今夏、ライプツィヒやレアル・ソシエダなどさまざまなクラブへの移籍が噂された。また、マンUへのレンタル移籍も噂されたが、最終的には実現せず、マンUはトッテナムからDFセルヒオ・レギロンを獲得した。
チェルシーでの立ち位置が危ぶまれているククレジャだが、『Football.London』によると、チェルシーでの定位置を確保するために移籍を断ったようだ。ポチェッティーノ新監督の下で、プレイするのは難しいと考えられているが、同選手はレギュラー獲得に向け気合十分という。
しかし、指揮官の信頼を得ることができなければ、冬に移籍する可能性も十分に考えられるだろう。
ブライトンから大きな期待を寄せられて加入したククレジャは、新生チェルシーで自分の居場所をつかむことができるのだろうか。