高度なテクニックと22歳の若さは魅力
今夏に中盤改革へと動いたリヴァプールにて、序盤戦から違いを生み出しているのがライプツィヒより獲得したMFドミニク・ショボスライ(22)だ。
セントラルMFから攻撃的な役割までこなすことができ、しなやかなボール捌きはプレミアの舞台でも十分に通用している。
リヴァプールはショボスライ獲得に6000万ポンドを投じており、決して安い金額ではない。しかし英『GIVE ME SPORT』は早くもショボスライの6000万ポンドがバーゲン価格に感じられるとパフォーマンスを高く評価する。
同メディアにてディーン・ジョーンズ記者も、「ショボスライはこの夏最高の契約の1人になる可能性があると思う。シーズンを通して、彼がどれだけ素晴らしいかが分かるだろうし、彼はオールラウンドプレーヤーだよ」と絶賛している。
まだ22歳と若いことも魅力だ。リヴァプールとは2028年までの契約を結んでおり、長期にわたっての活躍が期待できる。
ショボスライはハンガリー代表でも22歳の若さでキャプテンマークを任されており、ハンガリーはEURO2024予選でも4試合を戦って3勝1分の負けなしと絶好調だ。所属するグループGでは最も消化試合数が少ないのだが、勝ち点10を稼いでグループ首位に立っている。ショボスライを中心とするハンガリーも来年のEUROで見たいチームだ。
ハンガリー史上最高の才能となる可能性もあり、リヴァプールでもどこまで数字を伸ばしてくるか楽しみだ。