アルテタはローテーションを示唆

プレミアリーグ第5節で、エヴァートンを1-0と破ったアーセナル。この試合で話題になったのが、アーセナルのGKの人選だった。ミケル・アルテタ監督は昨季全試合でスタメン出場を記録したアーロン・ラムズデールをベンチに置き、今夏にブレントフォードからローンで加入したダビド・ラジャを起用したのだ。

正守護神レベルのGKをふたり抱えることについては開幕前から議論があったが、この選手起用にはさっそく疑問の声もあがった。熱烈なグーナーとしても知られる英ジャーナリストのピアーズ・モーガン氏は、Xでこの起用について「ラムズデールへの侮辱だ」と発言した。

先週末のこの起用を受け、英『Daily Mail』はさっそく国内外のビッグクラブがラムズデールの獲得に興味を示していると報じている。具体的にはチェルシーとバイエルン・ミュンヘンだ。チェルシーは今季からロベルト・サンチェスがゴールマウスを守っているが、同紙によればGKのオプションを増やしたいと考えているという。バイエルンは長年、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが正守護神を務めているが、ノイアーは今季中に38歳となる。負傷離脱も増えており、後継者を探していることは周知の事実だ。

ただ、アルテタはGK2名の積極的なローテーション起用、または試合中の交代といった策もほのめかしており、ラムズデールとラジャを使い分けていく方針なのかもしれない。ローンとはいえ買取オプションがついているため、ラジャを起用しチームに馴染ませることは今後のシーズンを考えてもポジティブなことで、高いレベルでの競争を促していると推測できる。

ただ、GKというポジションの特殊性を考えても、1人を固定せずにローテーションすることが必ずしもうまくいくとは限らない。出場機会減によりラムズデールが調子を落とすなんてことも考えられそうだが、他クラブへの移籍はありうるのだろうか。