ケガ人が増えてきてしまった
チャンピオンズリーグ・グループステージ第1節、マンチェスター・シティはレッドスターと対戦し、3-1で勝利を収めた。
先制されながらも後半に3点を叩き込み、まずは1勝を挙げたシティ。だが気になるのは、前半終了間際にジェレミー・ドクと交代したMFベルナルド・シウバだ。足を引きずるようにピッチを後にしており、英『Daily Mail』によれば、ペップ・グアルディオラ監督は試合後、今後数週間の離脱の見込みであることを明かしたという。
4つのコンペティションを戦うシティには、これから過密日程が待ち構えている。プレミアリーグのほか、来週のミッドウィークにはカラバオカップでアウェイのニューカッスル、再来週のミッドウィークにはCLグループステージのライプツィヒ戦で、こちらも遠征だ。しかもその週末には、リーグで優勝争いの直接のライバルとなろうアーセナルとの対戦があり、そこからブライトン、そして10月末にはマンチェスター・ダービーと過酷なスケジュールを戦わねばならない。
ウイング、インサイドハーフ、ときにはゼロトップ的なセンターフォワードやサイドバックまでこなすベルナルド・シウバは、こういった過密日程では特に頼りになるオールラウンダーだ。しかし離脱してしまい、特に右ウイングは新加入のジェレミー・ドクに負担がかかってくることが予想される。他にもMFケビン・デ・ブライネ、FWジャック・グリーリッシュ、DFジョン・ストーンズなどが戦列を離れており、この過密日程を戦うには心もとない状態だ。
プレミアリーグ開幕から、唯一の全勝を記録しているシティ。しかし、そろそろ土がつく気配が漂ってきた。