今季ここまで負けなしのインテル
セリエA第4節のACミランとのミラノダービーで5-1という歴史的大勝を飾ったインテル。昨シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)でファイナルに駒を進めるなど今季もタイトル獲得が期待されるクラブの一つだ。
今夏は、Wマルクス・テュラムやGKヤン・ゾマーなどの新戦力を獲得している。20-21シーズン以来のスクデットに挑むインテルはここまで4試合を終えて、4連勝で首位をキープ。13得点1失点という圧倒的な成績を収めている。
リーグでは好調のインテルだったが、CLのグループステージ初戦のレアル・ソシエダ戦では、後半終了間際にFWラウタロ・マルティネスがゴールを挙げ、なんとか勝ち点1を手にする形となった。
そんなインテルだが、データサイトの『Opta』によると、司令塔のMFハカン・チャルハノールがいる時といない時で勝率に大きな差が出るようだ。
同メディアによると、チャルハノールが試合に出ると過去2シーズンで、インテルは公式戦全試合の68%(36/53)で勝利したが、チャルハノールがいないとインテルの勝率は33%(3/9)にまで低下するという。
引き分けに終わったソシエダ戦では負傷のため出場していなかったチャルハノール。2021年にミランからやってきたトルコ代表の司令塔は、インテルで99試合に出場し、14ゴール21アシストを記録している。
今シーズンはここまでリーグ戦4試合に出場し、2ゴールをマークしているチャルハノール。インテルに加入以来、多くの試合に出場してきた司令塔の存在は、チームにおいて大きな意味を持つようになっていったようだ。
20-21シーズン以来のスクデットと昨シーズン惜しくも逃したCLのタイトルにはネラッズーリの司令塔の存在が不可欠となる。