ジェズスとリシャルリソンが復調

ともに4勝1分、勝ち点13で激突することになったアーセナルとトッテナム。互いに無敗の状態で挑むノースロンドンダービーは、今季のプレミアリーグ前半戦のハイライトとなるべきゲームだ。

この試合にはいくつかのポイントが存在するが、前線をリードすると思われる2人のブラジル人選手に注目が集まっている。アーセナルFWガブリエウ・ジェズスと、トッテナムFWリシャルリソンだ。

ジェズスはシーズンスタートから負傷離脱しており、先発をエディ・エンケティアに譲っていた。リシャルリソンはブラジル代表として臨んだ9月8日のボリビア戦では交代時に涙を見せたことが話題に。ピッチ外での問題があり、心理学者の助けを借りたことを明らかにした。

ともに困難なシーズンスタートとなった両者だが、そんな彼らがダービーのカギを握っているかもしれない。ジェズスは第4節マンチェスター・ユナイテッド戦で交代出場すると、アディショナルタイムに見事な追加点を奪取。先日のCLでもPSV相手にファインゴールを叩き込み、復活をアピールしている。リシャルリソンはプレミアリーグでのゴールの少なさに昨季から悩まされているが、第5節シェフィールド・ユナイテッド戦ではアディショナルタイムに同点弾を挙げており、大逆転勝利の立役者となった。

英『Daily Mail』はジェズスのコメントを伝えている。

「再び自信を持って、自分のリズムを取り戻しつつある。今はいい気分だよ」

「(心理学者の助けを借りたリシャルリソンについて)これは彼にとって大きな助けになるよ。ストライカーとしてゴールを決めていないとき、人々は疑いはじめる。だから、彼が戻ってきて、サッカーをしてゴールを決めるという彼の好きなことをやれることを願っているよ。今日に限っては、そうはいかないけれどね」

「これはダービーだ。大きなダービーだ。あとで話はするけど、その前に僕たちはライバルなんだ。まずはプレイするよ。その後で、友達に戻るんだ」

アーセナルにはガブリエウ・マガリャンイスとガブリエウ・マルティネッリ、トッテナムにはエメルソン・ロイヤルもいる。ブラジル代表でチームメイトである彼らの間には友情もあるだろうが、ダービーのピッチ上では別だ。困難を乗り越えたブラジル人ストライカー2人が、熱い戦いを見せてくれることに期待したい。