スター軍団の中ですっかり主力に
またフランスから普通ではない若手プレイヤーが出てきている。
今フランス国内で1、2を争うヤングスターと言っていいパリ・サンジェルマンMFウォーレン・ザイール・エメリだ。
前線ほどではないが、PSGは中盤にも実力者を揃えているリーグ・アンNo.1のタレント集団だ。その中で17歳のウォーレン・ザイール・エメリがポジションを勝ち取っており、指揮官ルイス・エンリケも絶大な信頼を寄せている。
セントラルMFの位置に入るウォーレン・ザイール・エメリは、24日に行われたリーグ・アン第6節のマルセイユ戦にもフル出場。これで開幕から6試合連続での先発で、チームもマルセイユに4−0のスコアで大勝している。
スペイン『as』も17歳とは思えぬ成熟度とウォーレン・ザイール・エメリの才能を絶賛しており、17歳ながらU-21フランス代表でのプレイ経験も持つ超ド級の才能だ。その活躍ぶりから、同メディアはA代表入りも遠くないと見る。
「同年齢の選手としては相応しくない成熟度を持つザイール・エメリは、PSGで飛躍的に成長している。フランスのU-21代表を指揮するティエリ・アンリは躊躇せずに彼を招集しており、中でも印象的なのがU-21でのゲームでザイール・エメリにキャプテンマークを与えたことだ。彼の成長が続けば、ザイール・エメリが次のEUROでデシャン監督のリストに加わる可能性があるという予測もある」
ウォーレン・ザイール・エメリは9月に行われたU-21欧州選手権予選のスロベニア戦、親善試合のデンマーク戦に出場しているが、この時にキャプテンマークを託されている。それだけ期待が大きいということだろう。
10代のうちにA代表デビューする可能性は高そうで、フランス王者PSGでスタメンを守っているとなればデシャンも無視できないだろう。