平均動員数が減少しているクラブも

アル・ナスルにはFWクリスティアーノ・ロナウドやサディオ・マネ、アル・イテハドにはFWカリム・ベンゼマやMFエンゴロ・カンテ、アル・アハリにはFWロベルト・フィルミーノなど、一気にスター軍団化したサウジアラビア。

欧州トップリーグで活躍してきたスター選手を次々と獲得する驚異のマネーパワーもあり、世界のサッカーファンの中にもサウジ・プロフェッショナルリーグに注目する人が増えているのではないだろうか。

ただ、肝心の国内の盛り上がりには疑問も残る。気候的な問題も影響しているかもしれないが、観客動員数が思ったほど伸びないのだ。

伊『Gazzetta dello Sport』は「数字が合わない」とサウジアラビアの現状が理解できないようで、なぜスタジアムが満員にならないのかと不思議がる。

「数字が合わない。スターは増えたのに、観客は減った。シーズンの3分の1を終えた段階で、サウジの国内リーグではスタジアム観客数に関して残念なデータが出ている。昨季と比べて平均動員が増加したクラブはわずか4クラブだ。これはアル・イテファク、アル・ヒラル、アル・ナスル、アル・ライードのことだが、このうちアル・イテファクは1-0で負けたリヤド戦にて観客数が僅か696人というマイナス記録も作っている」

「特にアル・イテハドに関する統計は極めて驚くべきものだ。ここまで平均入場者数は1試合あたり29,044人となっているが、その数字は昨季の40,453人と比べると不思議なことに減少している」

この現状を選手たちがどう捉えるか気になるところで、空席が目立つスタジアムでプレイする環境にモチベーションが上がらないなんてこともあるかもしれない。サラリー面は魅力的だが、ここは本場欧州との違いか。