意外な名前がトップに

リーグ別に選出される得点王とは別に、ヨーロッパのプロリーグ全体でもっとも得点をした選手に与えられるヨーロッパ・ゴールデンシュー。金色のスパイク型トロフィーが贈られる。昨季はマンチェスター・シティのアーリング・ハーランド、21-22と20-21シーズンにはバイエルン・ミュンヘンに所属していたロベルト・レヴァンドフスキが連続で受賞している。

本賞はリーグ間の格差などを考慮し、得点数に加えて各リーグの係数を乗算したポイントにより決定されるが、今季は意外な選手がランキング上位に名を連ねている。5位が同ポイントでアーリング・ハーランドとパリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ。4位が30ポイントでシュツットガルトのセール・ギラシー、3位が34ポイントでバイエルンのハリー・ケインだ。今季のブンデスリーガのサプライズのひとつ、4位となったギラシーの存在感はここでも光っている。

そして、さらに意外なのが2位、1位だ。2位はノルウェーのボデ・グリムトに所属するアマール・ペジェグリーノ。なんと今季23得点を記録し、首位を走るボデ・グリムトで非常に大きな貢献を果たしている。しかしノルウェーリーグは一般的な欧州のリーグのスケジュールと異なり、あと2節しか残されていないことを考えると、ペジェグリーノはしだいに順位を落としていくだろう。

そして1位は、現在モンペリエに所属する190cmのナイジェリア人FWアコル・アダムス。今夏ノルウェーのリールストロムSKからやってきた同選手は、リーグ・アンでこれまで7ゴール。さらにノルウェー時代に15ゴールを決めているため、現在トップに躍り出ているというわけだ。

アダムスに関してはこれからさらに数字を伸ばしていく可能性がある。現在キリアン・ムバッペ(13ゴール)に次ぐリーグ2位の得点者となっているが、ノルウェー時代の得点が加算されるアドバンテージは大きく、順調に得点数が伸びていけば個人タイトルに手が届くシーズンとなるかもしれない。