ナーゲルスマン体制で臨むべきなのか

いきなり結果を求めるのは酷かもしれないが、今年9月よりドイツ代表の監督に就任したユリアン・ナーゲルスマンをどう評価すべきだろうか。

ナーゲルスマンはここまでドイツ代表監督として4試合指揮しているが、結果は1勝1分2敗だ。唯一の勝利はアメリカ相手(3-1)で、メキシコとは2-2のドロー、オーストリア(0-2)とトルコ(2-3)には敗れている。

来夏に控えるEURO2024はすでに組み合わせが発表されており、ホスト国のドイツはグループAでスコットランド、スイス、ハンガリーと同組になった。いずれも油断できない相手だ。

さすがに本大会までにんもう一度監督交代に動くシナリオは考えにくいが、リヴァプールやバイエルンで活躍した元ドイツ代表のディートマー・ハマン氏はナーゲルスマンにも疑問を抱いている。まだナーゲルスマン体制でEURO2024を戦うべきか確信を持てていないようなのだ。

「我々は大きな問題を抱えているよ。2023年はおそらく勝った試合より負けた試合の方が多かったのではないかな。ポーランドにも負け、ベルギーにも負け、トルコにも負け、そしてオーストリアにも負けた。私たちは大きな問題を抱えているよ。EUROでもナーゲルスマンが監督を務めるかどうかは、まだ疑問があると思う。3月には親善試合2試合があり、もし2試合とも負けるようなことがあれば、先月と合わせて過去4試合負けている監督と一緒にEUROに臨むことはできないと思う」

「ファン・ハールなら担当する準備ができていると思うし、我々も外国人監督を迎える準備ができていると思う。これまでのドイツは自分たちが最高のチームだと思っていたが、もうそうではない。他の国を見てみると、彼らは我々をはるかに追い越してしまったと思う」(『BBC』より)。

具体的にファン・ハールの名前も浮上したが、ファン・ハールはオランダ代表を複数回指揮するなど代表監督の経験も豊富だ。さすがに土壇場での監督交代はリスクが大きいように思えるが、今後の親善試合の結果次第では再びの監督交代といった声も増えてくるかもしれない。