後半は形作れず

アジアカップも準々決勝まで進んでおり、アジアの頂点を目指す戦いも佳境に入っている。

ラウンド16でバーレーン代表と対戦した日本代表は、ストライカーの上田綺世が2戦連発でゴールを決める活躍もあり、3-1で勝利を収めた。続く準々決勝の相手は強豪イランだ。イランはFCポルト所属のFWメフディ・タレミが出場停止ではあるが、ローマ所属FWサルダル・アズムンなどがおり、アジア屈指の強さを誇る。

森保監督はバーレーン戦のメンバーから3名を変更。中盤は遠藤と守田のコンビに戻り、左SBには伊藤、そして左のウイングには前田をスタメンに抜擢した。

日本は開始から左サイドの前田の足の速さを活かし、左の裏へのパスを供給。ボールを持つ時間はあるが、イランの守備陣も落ち着いて対応。久保がボールを受けた時は激しいチャージでプレイさせない。

すると27分、中盤で守田がボールを受けると上田へ楔を当てる。そのリターンを受けた守田がそのままドリブルで突破しシュート。イランGKは足でセーブするもボールがネットを揺らし、先制点をマーク。

29分にイランはFWアズムンが裏抜けからシュートを放つもこれはオフサイド判定。球際はどちらのチームも激しさを見せており、両者譲らない展開に。38分にゴッドスが裏に抜け出しシュートを放つがこれは枠外に。フィジカルを活かして日本のディフェンスラインの裏をイランは狙う。

前半終盤はイランにチャンスを作られるシーンもあったが、堂安や前田のプレスバックもあり、前半は無失点で折り返す。

前半と選手交代はない両チーム。後半立ち上がり、ロングスローやCKで日本のゴールを脅かしてくるイラン。結果的にオフサイドになったが、49分に裏に抜け出たアズムンのシュートを鈴木がビッグセーブ。

50分には左サイドから久保がアーリークロスをあげて上田が合わせるも、これは枠外に外れてしまう。52分には前田のカットから久保が最後に右足でシュートを放つが枠を捉えることができない。すると54分、ボールを受けたアズムンがスルーパスを出すと最後は、モヘビがゴールを奪う。

失点後、イランの時間が続き、62分にはイランのクリアに抜け出したアズムンが華麗に相手を交わしゴール。しかしこれはオフサイド判定で日本は危機を逃れる。日本はなかなか攻撃させてもらえず耐える時間が続く。

71分には左サイドからクロスにアズムンがヘディングで合わせるがこれはギリギリ枠の外。イランのロングボールに日本は後手を踏み、防戦一方に。なかなか攻撃の形を作れない日本。

後半はイランの攻撃に手を焼き、日本はなかなか相手陣内に攻め込めない状況が続く。すると後半ATにイランにPKを与えてしまう。このPKを決められイランが逆転に成功。

試合はこのまま終了し、森保ジャパンはベスト8で姿を消してしまった。

[スコア]
日本 1-2 イラン

日本
鈴木彩艶、板倉滉、冨安健洋、毎熊晟矢 、伊藤洋輝、守田英正(細谷真大 → 90+9分)、遠藤航、久保建英(南野拓実 → 66分)、堂安律(浅野拓磨 → 90+9分)、前田大然(三笘薫 → 66分)、上田綺世


イラン
アリレザ・ベイランヴァンド、ラミン・レザイアン、ミハド・モハマディ、ショジャー・ハリルザデー、ホセイン・カナアニ、サマン・ゴッドス( ルズベー・チェシミ → 90+9分)、サイード・エザトラヒ、アリレザ・ジャハンバフシュ、オミド・エブラヒミ、モハンマド・モヘビ(メフディ・トラビ → 90+9分)、サルダル・アズムン( カリム・アンサリファルド → 90+9分)

日本
守田英正(28分)

イラン
モハンマド・モヘビ(55分)、アリレザ・ジャハンバフシュ(90+4分)