W杯以上とも言えるタレントたちの戦いが迫る

今夏に控えるEURO2024の注目ポイントの1つに、フレッシュな若手選手たちの存在が挙げられる。若くして5大リーグのビッグクラブで活躍する選手も数多くいて、EUROのレベルは特別だ。

英『The Guardian』はEUROで注目すべき若手選手をリストアップしているが、中でも主役となり得るのは『20歳の5人』だ。

1.ジュード・ベリンガム(イングランド代表)

まずは何と言っても大会最大のスター候補でもあるイングランド代表MFジュード・ベリンガムだ。20歳にしてレアル・マドリード攻撃陣の中心であり、レアルでは得点力に磨きがかかっている。ハリー・ケインとのコンビネーションが機能すれば、イングランドを優勝へと導けるタレントだ。20歳とは思えぬメンタリティも強みで、リーダーの特性を備えている。

2.シャビ・シモンズ(オランダ代表)

今季ライプツィヒの主力としてブンデスリーガで5ゴール7アシストの活躍を見せるシモンズは、ややアタッカーのピースが不足しているオランダ代表にとって特別な存在だ。テクニックの高さは証明済みで、得点感覚にも優れている。オランダはセンターバックに優秀なタレントが揃っているため、シモンズらアタッカー陣がフィットすれば上位を狙えるはず。シモンズはオランダサッカー界の象徴となるべき才能だ。

3.ジョルジョ・スカルヴィーニ(イタリア代表)

イタリア代表はセンターバックにまずまずのタレントを備えている。インテルを支えるベテランのフランチェスコ・アチェルビ、同じくインテルでプレイする24歳のアレッサンドロ・バストーニ、堅守ユヴェントスで経験を積む25歳のフェデリコ・ガッティ、ローマのジャンルカ・マンチーニも候補者だ。

ただ、アタランタで主力を務める20歳のスカルヴィーニもポテンシャルは抜群だ。10代の頃より絶賛されてきた才能で、EURO予選でも4試合に出場している。アタランタではビルドアップの部分も評価されており、アチェルビorバストーニとスカルヴィーニのセンターバックコンビは魅力的だ。

4.フロリアン・ヴィルツ(ドイツ代表)

ブンデスリーガで首位を走るレヴァークーゼンにて特別な才能を発揮しているのが攻撃的MFのヴィルツだ。とにかくテクニックのレベルが高く、狭いスペースでも細かいタッチで突破できてしまう。シャビ・アロンソの指導で自信を深めているはずで、母国開催となるEURO2024でドイツの救世主となり得る。

ドイツにはベテランのトーマス・ミュラー、バイエルンの若き逸材ジャマール・ムシアラもいるが、レヴァークーゼンでの快進撃を考えればヴィルツを2列目の中心としてもいいはずだ。

5.アントニオ・シウバ(ポルトガル代表)

2022年のワールドカップ・カタール大会でのポルトガルは、センターバックにマンチェスター・シティDFルベン・ディアス、その相棒にベテランDFペペが入っていた。40歳を迎えた現在もFCポルトで活躍するペペは頼れる選手だが、さすがにピークを過ぎているか。

そこで期待したいのが国内の名門ベンフィカで評価を高めている20歳のアントニオ・シウバだ。すでにビッグクラブからの注目が伝えられており、同メディアもEUROでの活躍からステップアップする可能性が高いと注目している。

アントニオ・シウバはカタール大会でもグループステージ最終節の韓国戦に先発していて、国内でもかなり期待されている。EURO予選では5試合に出場していて、ディアスとのセンターバックコンビ完成はEURO制覇の可能性を高めることになるだろう。


この5チームはいずれもEURO制覇を狙う力があり、さすがに強豪国は抱えている若手のレベルも段違いだ。

他にもフランス代表の主力候補になっているパリ・サンジェルマンMFウォーレン・ザイール・エメリ(17)、バルセロナの右ウイングとして成長を続けるスペイン代表FWラミン・ヤマル(16)といった驚異のティーンエイジャーもいる。

彼ら若い力はチームに勢いをつけることになるが、EUROの舞台で主役となるヤングスターは誰だ。