コパ・アメリカ連覇など、2016年あたりまでは強かった
2010ワールドカップ・南アフリカ大会、2014年のブラジル大会でのベスト16入り、コパ・アメリカ2015、2016の連覇と、2010年代のチリ代表は南米の強豪の一角に挙げられてきた。
しかし、チリはそこから急速に衰退した。ワールドカップは2018、2022と南米予選で敗れ、2026年大会へ向けた南米予選でも16試合消化時点で2勝4分10敗で最下位に。10日にはボリビアに0-2で敗れ、3大会連続での南米予選敗退が決まった。
衰退した最大の理由は、世代交代の失敗だ。今回のボリビア戦でもFWアレクシス・サンチェスが先発していたが、さすがのサンチェスも36歳だ。すでにピークは過ぎており、バルセロナなどで活躍していたのは過去のことだ。
サンチェスに加えてMFアルトゥーロ・ビダル、DFガリー・メデル、マウリシオ・イスラ、GKクラウディオ・ブラーボら他にもタレントがいたが、スペイン『MARCA』はこの世代を1つの黄金時代だったと称える。しかしその世代に代わる若手が育たず、結果的に黄金世代を引っ張りすぎてしまった。
「チリの黄金時代は2010年のワールドカップから幕を開けたが、時は容赦無く過ぎ去る。他の代表チームが世代交代に成功した一方で、チリの世代交代は動きが鈍かった。歴史に名を刻んだ名手たちは明らかにピークを過ぎたにも関わらず、代表チームに留まり続けた。同時に新世代が課題をクリアできなかった。ワールドカップ南米予選敗退はこれを象徴する出来事だ」
「チリの構造に問題がある。チリサッカー協会は持続的な育成プロジェクトを実施できていない。それは地元クラブも同じで、クオリティの高い選手を育成できていない。対照的にウルグアイやエクアドルといったライバルはフレッシュな才能を組み込んできた。チリは代わりの選手が育たないために、毎回繰り返し招集される選手たちでスタメンを模索し続けることになった」
サンチェスらの世代が偉大すぎたこともあるが、4年に1度のワールドカップへ世代交代の重要性が分かる衰退ぶりと言える。今のところチリに解決策はなく、苦しい時間はもうしばらく続きそうだ。


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