U-17ドイツ代表ではゴールを量産していたが……

世代別のチームで得点を量産していたからといって、トップチームでの活躍が確約されているわけではない。

今季レンタル先で苦悩していたのは、バイエルンからドイツ2部のホルシュタイン・キールへレンタル移籍していた22歳のドイツ人FWヤン・フィーテ・アルプだ。

フィーテ・アルプは世代別ドイツ代表の頃より有名で、U-17ドイツ代表では19試合18ゴールと爆発。ハンブルガーSV時代にもU-17カテゴリーでは45試合で37ゴールを奪うなど、大きな期待を背負っていたのだ。

バイエルンは2020年にこの若き逸材を確保しており、将来的にはFWロベルト・レヴァンドフスキの後継者になんて考えも少しはあっただろう。成長への期待を込めて今季はホルシュタイン・キールへ送り出したわけだが、結果は厳しいものとなった。

今季のフィーテ・アルプは2部で24試合に出場し、2ゴール1アシスト。途中出場するケースが多く、フル出場も2試合だけだ。満足なレンタル移籍とは言えない。

今夏にはバイエルンへ戻ることになるが、現段階ではブンデスリーガ1部で戦うのは難しいだろう。プロの壁にぶつかった印象だが、フィーテ・アルプのキャリアはどう動いていくのか。来季は1からやり直すことになりそうだ。